おつりがない

コンビニで飲み物1本購入する為レジに並ぶ。財布を見ると1万円札しか入っていない。
自分の順番になり1万円札を出すとおつりの9千8百数十円がちゃんと返ってきた。感動した。
こんな当然の事だけど当然ではない国が多々あった。
一番印象深いのはエジプト。例えば、エジプトで国民食であるコシャリを食べた時の事。
一杯1.50エジプトポンド(約30円)だったので10ポンド札を出すと8.5ポンドのおつりが無いと言う。商売やってるくせにどうしてその程度のおつりも持っていないのか?ってよくあること。
食べてしまった後であれば店員としても仕方なく周辺で細かく崩してくれる店を探し周ってまでしてちゃんとおつりを返してくれる。(決して感心する事ではないけれどどうしても感心してしまうのだ)
しかし、食べる前に10ポンド札しかないよ、と伝えるとよそへ行けと入店を拒否される。
このような目にあわないように大きな店に行った際にはかなり小額の物でもかなり高額な紙幣を出しては小銭を作っていたので財布の中はいつも1ポンド紙幣でパンパン。

こんな事はヨーロッパを除いてよくあること。
だから高額紙幣しか持っていない時は先に完食してから支払をする事を心掛けていたものだ。
まぁこんな感じだからおつりが面倒臭くて端数はまけてくれたりもするし、例えば3ポンドの物を買うのにちょうどのお金が無い場合、20ポンド札と1.5ポンド分を両手に持って店員にどっちがいいか選んでもらったり。
こんな時、彼等はたいてい1.5ポンド側の手を選択してくれる。