ジャパニーズ

イスタンブールを歩いていると絨毯屋やら旅行代理店の回し者からと声をかけられる事が頻繁にあり、面倒なので何故だかチャイニーズだと答えてしまう事がある。
昼、ローマ時代の水道橋前を歩いているとトルコ人女学生2人から「日本人デスカ?」と声をかけられ、いつものようにチャイニーズと答えるとあからさまにガッカリした表情。聞くと、大学で日本語を学んでいるらしい。
夜、適当に入ったレストランは外国人客が多いのだろう、メニューはトルコ語、英語、スペイン語の三カ国語表示で、値段も他のロカンタの倍以上。客は自分と中国人家族(両親、息子、娘)とトルコ人少し。店員が中国人家族に国は?と訪ねたら父親は迷わず「ジャパニーズ」と答えていた