マチュピチュ(その1)

マチュピチュへ行く最も一般的な方法はクスコから列車を利用してマチュピチュの麓の村、マチュピチュ村へ行くこと。
しかし、列車を利用せずに「10キロコース」と「28キロコース」という歩いてマチュピチュへ向かうコースも存在する。(ちなみに10キロ、28キロとは歩く距離のこと。線路の上を。)
往路は「10キロコース」、復路は「28キロコース」と、今回はあえて歩いてマチュピチュへ向かうことに挑戦した。


昨夜の夜行バスでクスコを発ち、サンタマリア、サンタテレサを経由して水力発電所に6時15分着。
ここから先は車では進めない為、マチュピチュ村へと通じる列車の線路の上をただひたすら歩く事約2時間でマチュピチュ村に到着。
途中、マチュピチュ村とマチュピチュ遺跡を結ぶ専用バス会社の詰所で朝食を頂く。(ちなみにこのバス、所要30分で片道6ドル)
7、8人のドライバーとテーブルを囲んで楽しい朝食、「フーチンタオ」と言って盛り上がっていた。彼らだけ。

マチュピチュ村で宿をとり、地元の人から教えてもらったマチュピチュやワイナピチュが見下ろせるというプツクシ山へ登る。
地元の人には所要1時間で山頂に着くといわれたが、実際かかった時間は2時間。
しかし、山頂から見るマチュピチュはまさに「空中都市」と誰かが言ってもおかしくないほど。
15分ほどのんびりしてから下山。
下りている途中、逆に頂上へ向かって歩いている欧米人4人組と出会いすれ違う時、立ち止まり大きく肩を上下させながらゼェゼェいわせている4人を見てなぜだか大爆笑してしまう。
そしたら4人も笑ってた。