イグアス移住区

mauo2008-06-21

今朝、起きてテレビをつけるとプロ野球交流戦がやっていた。
今はパラグアイ東部のイグアス市に来ている。
ここは日本からの移民の人たちが暮らす小さな町。
ブラジルでは今年で日系移民100周年を迎え、日系6世、7世の人たちもいて今更日本って、という感じもあるらしいけれど、イグアス移住地では47年前に移住が始まった人口約680人の若い町でほとんどの人たちが農業で生計を立てている。また、1世の人たちがまだまだ現役で活躍しており、現地で生まれた2世以降のの人たちに対しても日本語教育がしっかりとなされ、みんな日本語が達者。その上、近所に住むパラグアイ人の人たちと挨拶をする時も、向こうの人も一緒に会釈して「コニチワ〜」と言ってくれる。
小さな町の中には農協があり納豆やお餅を買う事ができ、スーパーの前に立つ掲示板には「学校だより」など日本語で書かれたプリントなども貼られている。土日にはラーメンや餃子を出す店が開き、開店時間直後に行くと既に大勢の移住者の人たちで賑わっており、日本にいるのとそう変わらない。
お会計の際には現地通貨の「21,000"グアラニー"」ではなく「21,000"円"」と言われ、お店のおばちゃんも「つい習慣で」と言って笑っていた。