ゴミの後始末

mauo2008-06-19

ボリビアサンタクルスから所要約20時間、パラグアイの首都アスンシオンへやってきた。
そのバスの中。今回利用した国際バスは3食つき。パサパサした米の上に骨付きのチキンが乗ったもの。
バスの添乗員が弁当を配り、食べ終えた頃になるとゴミ袋を持って空になった弁当箱を回収して助手席に戻っていく。
その後、見てしまった。
先ほど集めたゴミを助手席の窓からテンポ良く車外へ放り出しているところを。
そこで思い出した。
本当かどうかは別として昨年の6月、中国に行った時にあった北京オリンピック開催にあたっての中国人による中国人の為のマナー向上CF(センターフォワードじゃないよ)。

バスの走行中、一人の若者が飲み終えたジュースの空き缶を車内にそのまま放り捨てる。
転がっていく空き缶の先に謎の美女が現れ、そして言う。
「こんなところに捨てちゃダメでしょ!!」
そして、足もとに転がる空き缶を拾い上げ、バスの窓を開けて外にポイッ。

今までバスに乗っていると、ツバやら痰やら飲み終えたペットボトルやらピスタチオの殻やらどんなゴミでも平気で車内に捨てている人たちがいる国はいくらでもあった。
もうすぐ北京オリンピックが開催。
中国国内のオリンピック会場近辺を走るバスの中ははたしてきれいになったのだろうか。