ケマド

ウィチョル族の聖地ケマドがある山へ登る。
昨日は歩いて登ったけれど、ものすごい霧で10m先も見えず、ケマドがある山も当然見えない状況。途中、道を間違え、山ひとつ多く越えてしまう。
ケマドの傍に着いた頃には出発から4時間ほど経っており時間的な問題により断念。(順調にいけば1時間ほどで着くらしい)
そして、今日は馬にまたがって再度登頂。
出発から約1時間でケマドに到着。
ケマドにて今回のセレモニーのしめとなる。
そして、馬に乗って来た道を戻るのだけど、自分が乗っていた馬がとても走りたがりでよく走ること走ること。振り落とされぬよう鞍にしがみつくので精一杯。お尻の皮がめくれても激痛になんて気をつかっていられない。
でも、のんびり走っている時は心地よく、こんなのに乗って世界を周れたらいいなぁと思ってみても、お尻の皮がめくれる事を考えるとゾッととする。

(ウィチョル族は農閑期になると村から何百キロも離れたレアル・デ・カトルセの傍にある聖地ウィクリタ、ケマドまで何十日もかけて巡礼の旅をする。)