フンザでの毎日

毎朝、6時に起き洗顔、洗濯をし、8時ごろ散歩に出かける。
途中、雑貨屋でミルクとビスケットを買い、木陰に座りのんびりと朝食を食べる。
たまに子供たちがそばにやって来て、「フンザは好き?」「名前は?」「父親の名前は?」「結婚しているの?」と質問をしてくるので、真剣に答える。
昼過ぎに宿近辺へ戻り、近くのレストランでナウシカを読みながらいつも同じオムライスを食べる。
夕方には電気が通っている早いうちにシャワーを浴び(この辺りでは停電が不定期に多発し、電気で沸かしているお湯がいつ出なくなるか分からないから。)、7時半ごろ泊まっている宿のレストランでディナーを食べる。
泊まっている宿の近くにもいくつかの宿がありレストランも併設されていて、だいたいどこも同じようなディナーを出している。
自分が泊まっている宿のディナーはこの周辺でも結構評判が悪く、別の宿のレストランに食べに行くという宿泊者もたくさんいる。
フンザに来てからというもの、ディナーが終わった頃に決まって腹痛になる。
だから、わざわざ足をのばして別のレストランへ行っていられない。