スーダンについて

今まで出会った旅行者の中でアフリカを縦断した人たちは何人かいてスーダンについても沢山の事を聞いた。
それをまとめてみると
■移動について
・エジプトからスーダンへ向かうにはフェリーを使う。そのフェリーのデッキ上は太陽を避けるものがなく地獄のように暑く、デッキに着いたら即、救命ボートの下に潜りこみ場所を確保すべきとの事。
・ワディハルファからハルツーム(首都)へ向かう列車は2泊3日かかり、車両の中は荷物と人でぎゅうぎゅう詰めで身動きが取れない。その上、砂漠を走るので地獄のように暑く、窓を開けると砂漠の砂で砂まみれ。(3rdクラス)
■その他
・ビザ代100ドル(アフリカ一高い)。
・パーミット(旅行許可証)をもらうのに40ドル必要。
・物価が高い。
・見所がない。
・町医者の床は砂。

と、まぁ要するに「何もなく、お金がかかり、暑くて死にそうだ。」という。
みんながみんな、同じような事を言うので東アフリカを下ろうとする人たちはスーダンをパスし、エジプトやヨルダンからイエメンに飛び、そこからエチオピアに飛んでから東アフリカを下る人たちも多い。
そんなに大変だというのなら、どれほど大変なのかだんだんと興味がわいてきて今に到る。
スーダンにやってきた感想としては、何もないけど面白い。
だからスーダンからアフリカを下ろうとする人がいても「行かなくてもいいと思う」とは言わないけれど「何もなく、お金がかかり、暑くて死にそうだ。」とは言ってしまうかも。
もう一度行ってみたいと思うかと聞かれたら、「その気はない。」